◆第30回青葉賞・G2(4月29日、東京競馬場・芝2400メートル)=4月24日、美浦トレセン
実績ある左回りでハーツコンチェルト(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父ハーツクライ)が反撃ムードだ。4月23日にも美浦・坂路で53秒1―12秒8をマーク。雄大なフットワークが目を引いた。
武井亮調教師は「前走後も順調にはきています。ただ、前回は特にそうだったけど、ゴーサインが出てから反応していなかった。レース後に一番疲れてなかったくらいでした」と消化不良のだった前走の若葉S(4着)を振り返る。
今回はデビュー戦(中京)で8馬身差の圧勝劇を演じ、2戦目の東京スポーツ杯2歳S(東京)でも出遅れながら上がり最速をマークしての3着だった左回りに替わる。「1週前(19日)は、3頭併せの真ん中で、少しでも気持ちが入るような追い切りを行いました。広い東京に替わるのはプラスだし、距離延長もいいと思うので」とトレーナーはダービー切符獲得へ期待を寄せた。