早期デビューを目指す2歳馬がトレセンで調整を進めているなかで、ツキガキレイデスネ(牝2歳、美浦・小島茂之厩舎、父グレーターロンドン)は、3回東京開催(6月3日初日)でのデビューを目指している。半姉キタウイング(父ダノンバラード)は、新潟2歳SやフェアリーSなど重賞2勝を挙げており、先週のオークスでは15着と持ち前の決め手を生かせなかった。
すでに4月下旬からWコースや坂路で乗り込んできており、半姉の主戦も務める杉原誠人騎手が追い切りで手綱を執っている。小島調教師は「悪くないですよ。(キタウイングとは)タイプが違うけど、最初の感じはキタウイングよりいいかもしれない」と素材を評価。今後については「東京でデビューとは思っていますし、2週目の芝1800か、3週目以降に」と、見通しを語った。