【葵S】タマモブラックタイは9着で重賞2勝目ならず 角田大知騎手「時計も速い中で頑張っています」

重賞2勝目を狙うも9着だったタマモブラックタイ(カメラ・高橋 由二)
重賞2勝目を狙うも9着だったタマモブラックタイ(カメラ・高橋 由二)

◆第6回葵S・G3(5月27日、京都競馬場・芝1200メートル、良馬場)

 3年ぶりに京都競馬場での施行となった3歳スプリント重賞は、地方馬1頭(大井のコスモイグローク)を含むフルゲート18頭によって争われた。

 武豊騎手が手綱を執った4番人気のモズメイメイ(牝3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父リアルインパクト)が鮮やかな逃げ切り勝ち。1200メートル戦初挑戦での快勝で、チューリップ賞に続く重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は1分7秒1。武豊騎手は今年のJRA重賞6勝目。

 2着は2番人気のルガル(団野大成騎手)、3着に圧倒的1番人気のビッグシーザー(幸英明騎手)が入った。

 松山弘平騎手(ブーケファロス=4着)「上手にスタートを出て、うまく脚がたまって、いい競馬でした。前が止まりませんでしたが、外からいい脚を使ってくれて、能力はあります」

 北村友一騎手(アームズレイン=5着)「速い時計に対応できたのが何よりです。調教では手前を替えて、返し馬でも操縦性が良くなっていましたが、競馬でなかなか(手前を)替えてくれなかったです。もっと器用にギアチェンジできる馬のはずですよ」

 富田暁騎手(トラベログ=6着)「隣の馬が速く、付いて行きました。3~4角でも手応えが良く、直線で外に出してしっかり伸びてくれました。1200メートルは合っているし、重賞でもやれる馬ですよ」

 岩田康誠騎手(テラステラ=7着)「いいものを持っていますが、サッという脚がなく、ジリジリでした。差はなかったし、これからの馬だと思います」

 藤岡康太騎手(カンチェンジュンガ=8着)「周りが速く、後ろからになりました。脚は見せてくれました」

 角田大和騎手(タマモブラックタイ=9着)「18番枠でしたし時計も速い中、頑張っています。もう少し時計がかかれば、アドバンテージがありました。扱いやすくていい子なので、条件がそろえば」

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