宝塚記念で国内外G1・4連勝を飾ったイクイノックス(牡4歳、栗東・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)は激闘から一夜明けた6月26日、滋賀・栗東トレーニングセンターの馬房内で激闘の疲れを癒やした。レース後の前日は19時ごろに阪神競馬場を出発し、20時過ぎに到着。「飼い葉は食べていますし、見た目では極端なダメージはないと思います。ただ、ドバイの時よりはタフだったのかな」と楠助手は状態を伝えた。
レースでは、逃げ切ったドバイシーマクラシックとは一転、道中は後方2番手のポジション。4コーナーも大外を回り他馬をねじ伏せ世界ランク1位の力を証明した。「結構、ヒヤヒヤしましたね。勝ってくれてホッとしました」と同助手。栗東滞在で挑んだ今回。「ドバイ遠征の経験も強みになりましたし、栗東の方々に調整しやすいように気をつかっていただいた。すごくありがたかったですね」と感謝した。27日に美浦に帰厩し、状態を確認してから放牧に出る予定。