◆第46回帝王賞・交流G1(6月28日、大井・ダート2000メートル=良)
上半期のダート王者決定戦は古馬12頭(JRA7頭、南関東5頭)によって争われ、浜中俊騎手が手綱を執った単勝2番人気のメイショウハリオ(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎、父パイロ)が先に抜け出した2着の4番人気クラウンプライド(川田将雅騎手)をゴール直前で鼻差とらえ、レース史上初の2連覇を成し遂げた。交流G1は5月のかしわ記念に続く連勝で3勝目。勝ち時計は2分1秒9。JRA勢は11年から13年連続勝利となった。
3着も頭差の接戦で、1番人気のテーオーケインズ(松山弘平騎手)が入った。
浜中俊騎手「ゴールしても勝ったかどうか分からなかったけど、本当に頑張ってくれた。返し馬、パドックでも状態の良さは感じたし、厩舎サイドからもいいと聞いていたので、状態に関しては自信を持って乗った。直線の伸びがいい馬なので、その長所を生かすように。手応えもよく、しっかり走ってくれた。まだ中央のG1は一緒に勝ってはいないけど、帝王賞の連覇は史上初の快挙。次こそは中央のG1でと思っている」