日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2023(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。7月11日は今年生まれた当歳馬のセールで、午前9時30分にスタートした。
上場番号397番「サロニカの2023」(牝、父エピファネイア)は、2億6000万円で落札された。母サロニカは17年のエルフィンSの勝ち馬で、母のきょうだいには19年の朝日杯FSを制したサリオス、20年の有馬記念で2着に好走したサラキアなど活躍馬が多い。購買者は藤田晋氏。これで藤田氏はここまでの購入額が11億4000万円となり、前日からの合計購入額は20億を突破した。
藤田晋氏「サロミナの牝系は優秀ですし、叔母のサリエラに自分の馬(ドーブネ)がレース(白富士S)で負けたので、この牝系は取りたいと思っていました。体を見ても抜群ですね」