【中京記念】5億8000万円馬のアドマイヤビルゴが重賞初Vへ 友道調教師「マイルが一番合っている」

1週前追い切りを行うアドマイヤビルゴ(手前)
1週前追い切りを行うアドマイヤビルゴ(手前)

◆第71回中京記念・G3(7月23日、中京競馬場・芝1600メートル)

 アドマイヤビルゴ(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎、父ディープインパクト)が重賞初制覇に挑む。前走の谷川岳Sは14着に大敗も、60キロの斤量に加え重馬場にも苦しんだ。「本当に(馬場が)悪くて持ち味が生きなかった。参考外だと思います」と友道調教師も巻き返しに力を込めた。

 7月11日のセレクトセールでコントレイル産駒の「コンヴィクション2の2023」が、国内市場3位となる5億2000万円で落札され注目を集めたが、アドマイヤビルゴは17年に同2位となる5億8000万円(ともに税別)で競り落とされた高額馬。ここまでの全5勝を1800~2200メートルでマークしているが「いいスピードがあるので、マイルが一番合っていると思う。ある程度の位置から運ぶ形が合っている」とトレーナーは距離への適応に自信を見せた。

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