7月29日の新潟1R・2歳未勝利戦(芝1400メートル=10頭立て)は、2番人気のシカゴスティング(牝、栗東・庄野靖志厩舎、父ロゴタイプ)が直線で早めに抜け出すと後続の追撃を許さず、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分22秒3。
好スタートから2番手につけ折り合いスムーズ。直線で手応えよく抜け出し、内から1番人気のバウンシーステップが迫ると、もうひと伸びして首差制した。
戸崎騎手は「返し馬で少し気持ちが入っていたけどレースでは冷静でした。体を使って走るし、センスを感じる。もう少し力がついてくると、なおいいですね」と評価した。
庄野調教師は「現状は非力なので、坂のあるコースよりは平坦の方がよさそう。今後は小倉2歳S(9月3日、小倉芝1200メートル)や新潟2歳S(8月27日、1600メートル)を視野に考えたい」と語った。