【アイビスSD】オールアットワンスが隔年V…乗り替わり石川裕紀人騎手「(前回とは)違った喜びがあります」

アイビスサマーダッシュを制したオールアットワンス(手前)(カメラ・荒牧 徹)
アイビスサマーダッシュを制したオールアットワンス(手前)(カメラ・荒牧 徹)

◆第23回アイビスサマーダッシュ・G3(7月30日、新潟・芝1000メートル、良)

 新潟競馬場名物の直線芝1000メートル重賞は18頭立てで争われ、単勝9番人気で石川裕紀人騎手騎乗のオールアットワンス(牝5歳、美浦・中舘英二厩舎、父マクフィ)が3番枠から見事な騎乗で馬場の外目を突き抜けた。石川騎手はチャクイウ・ホー騎手の落馬負傷で乗り替わりだった。同馬は22年の本レース6着以来となる1年ぶりの出走で見事に結果を出し、石川騎手とのコンビだった21年の本レース制覇に続く重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は54秒9。

 2着にトキメキ(松岡正海騎手)、3着にロードベイリーフ(西村淳也騎手)が入った。3連単は80万4460円の高配当となった。

 石川裕紀人騎手(オールアットワンス=1着)「この馬で初めてアイビス(サマーダッシュ)を勝たせていただいた時(2021年)とは違った喜びがあります。(陣営が)いつもいい状態で持ってきていただき、何度かチャンスを頂きながらも、悔しい思いをしてきました。去年と同じような枠でしたが、今年は外ラチ沿いを取りたいと思い、イメージ通りの競馬ができました」

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