8月12日の札幌5R・2歳新馬戦(芝1500メートル=13頭立て)は、1番人気に支持されたレアリゼアンレーヴ(牝、栗東・須貝尚介厩舎、父エピファネイア)がゴール前で差し切ってデビュー戦を白星で飾った。10年の阪神JFを制したレーヴディソールを祖母に持つ良血馬。勝ち時計は1分30秒8(良)。
最内枠からスッと好スタートを決めて、道中は好位3番手でじっくりと脚をためた。直線で外へ出すとスムーズに加速し、最後は先に抜け出した2着のカリーシに半馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。
騎乗機会3連勝を決めた武豊騎手は「すごく素直な馬で、ゲートも普通に出てくれた。馬込みで我慢できて、追ってからも反応してくれた。すごく優等生でした。なかなかいい決め手をもっています」と、素質を高く評価した。今後は放牧に出され、体調次第で札幌2歳S(9月2日、札幌)を視野に入れる。