8月12日の小倉6R・2歳新馬(芝1200メートル=15頭立て)は、4番人気のセイウンデセオ(牝、栗東・吉村圭司厩舎、父ヴィクトワールピサ)が今村聖奈騎手を背に逃げ切った。勝ち時計は1分9秒1(良)。
スタートから強めに促されて先頭に立った。道中は2番手に1馬身のリード。直線では脚いろが衰えるどころか、さらに勢いを増し、2着ミライハーモニー(河原田菜々騎手)に1馬身差をつけた。
今村騎手は「今日の芝を歩いた時点で前残りだと思ったので、気合をつけて出していきました。レースについては言うことないですね。2歳離れしているし、本当に乗り味がいいです」と絶賛。吉村調教師は「追い切りで動いていたし、ゲートも出るし、期待していた。2歳の牝馬にしては性格がしっかりしていて手がかからない」と高く評価した。
次走は小倉2歳S・G3(9月3日、小倉・芝1200メートル)を視野に入れる。