8月12日の新潟5R・2歳新馬戦(芝1600メートル、13頭立て)は、G1・4勝馬イクイノックスを半兄に持つガルサブランカ(牝、美浦・木村哲也厩舎、父キズナ)がラスト3ハロン32秒8の末脚で鮮やかに抜け出し初陣を飾った。勝ちタイムは1分36秒3(良)。
しっかりスタートを決めると、内ラチ沿いの3番手を確保。道中もきっちり折り合いがつき、抜群の手応え。最後の直線では前が壁になったものの、視界が開けると末脚爆発。グングン加速して逃げたニシノインヴィクタ(菅原明良騎手)を捉えると1馬身半差をつけ、単勝1・4倍の断然人気に応えた。
兄の主戦も務めるクリストフ・ルメール騎手は「とても真面目だったし、いい脚を使ってくれました。まだ子供で物見をしたりコーナーで頭を上げたけど、能力があるので問題なかったですね。走り方が軽いところが(兄と)似ていますね」と笑顔を浮かべた。