【新潟2歳S】アスコリピチェーノ連勝V 北村宏司騎手は5年ぶりの重賞制覇「力を発揮できてホッとしました」

デビュー2連勝で初タイトルをつかんだアスコリピチェーノ(手前、カメラ・荒牧 徹)
デビュー2連勝で初タイトルをつかんだアスコリピチェーノ(手前、カメラ・荒牧 徹)

◆第43回新潟2歳S・G3(8月27日、新潟・芝1600メートル=良)

 全12頭が重賞に初挑戦した一戦は、単勝1番人気のアスコリピチェーノ(牝、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)が新馬戦からの連勝で制し、函館2歳Sのゼルトザームに続く世代2頭目の重賞ホースとなった。手綱を執った北村宏司騎手=美浦・フリー=は2018年の関屋記念(プリモシーン)以来、5年ぶりの重賞35勝目となった。勝ち時計は1分33秒8。

 2着に10番人気のショウナンマヌエラ(石橋脩騎手)、3着には4番人気のクリーンエア(大野拓弥騎手)が続いた。

 北村宏司騎手(アスコリピチェーノ=1着)「力のある馬なので、スムーズな走りをさせてあげられて良かったです。力を発揮できて、ホッとしました。落ち着いた流れで、前も十分に力残しているなと感じていましたが、こちらも追い出してから、どんどん大きいストライド使ってくれて、良さを出してくれた走りだったと思います。(自身5年ぶりの重賞制覇は)チャンスをもらって、発揮するという仕事の中で、大きなチャンスで結果を出せて良かったです」

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