10月7日の東京4R・2歳新馬(ダート1300メートル、13頭立て)は、7番人気の関西馬エンパス(牝、栗東・西園正都厩舎、父ベストウォーリア)が好発から最後まで先頭を譲らず逃げ切り初陣を飾った。勝ちタイムは1分21秒1(良)。
ポンとゲートを出ると、先手を主張してハナへと誘導。やや速めの流れで後続を引っ張り、4角でも手応え十分。残り400メートルで追い出されるとしぶとく末脚を伸ばし、ミシェット(戸崎圭太騎手)の追撃を半馬身差で退けた。
石橋脩騎手は「調教に乗せてもらってスピードがあると感じていて、併せ馬でも根性があるなと思い、そこだけ頭に入れてレースに臨みました。スタートは速かったし、道中はリズム良く運べました。あとは長い直線がどうかと思ったけど、調教通りの根性を見せてくれて(相手が)来たら来たぶんだけ走ってくれました」とパートナーをたたえた。