10月7日の京都5R・2歳新馬(芝1600メートル=18頭立て)は、4番人気のプシプシーナ(牝、栗東・小栗実厩舎、父エピファネイア)が制した。騎乗した永島まなみ騎手は、9月3日の小倉7R以来、約1か月ぶりとなるJRAでの白星を挙げた。勝ち時計は1分35秒0(良)。
スムーズに出脚がつき、2番手を確保。道中も折り合いを欠かず、手応え良く直線に向いた。息の長い末脚を使ってゴール前で抜け出し、2着シルヴァリームーン(武豊騎手)に3/4差をつけてゴールした。
永島騎手は「調教に乗せていただき、従順で前向きな印象を受けました。レースも好センスで、4コーナーまで上手に回ってくれました。追い出して、もう少し調教通りに切れれば理想でしたが、いい内容でした。このまま従順な子に育ってくれれば」と高評価した。
小栗調教師は「番手につけて、あとは抜け出すだけでしたね。小柄なわりには体を維持していますし、心肺機能はいいです。距離は今後課題で、延びてどうかですが、適性は1600メートルぐらいだと思います」と振り返った。一度放牧に出され、次走は未定。