◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月16日、栗東トレセン
リビアングラス(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)がラスト1冠に向け順調にステップを踏んでいる。12日の1週前追い切りでは、6ハロン78秒7の自己ベストを計時。ラスト2ハロンも11秒8―11秒8と力強い脚勢を保っていた。
「よく動いていましたね。前走(8月20日、新潟・阿賀野川特別=1着)は、あまりいい状態ではなかったけど、これで勝てれば菊花賞がおもしろくなると思っていた」と甲斐助手。今回がG1初挑戦となるが、5月の京都新聞杯でサトノグランツと同タイムの3着なら、ひけを取らない。「あの下り坂を経験しているのは好材料」と同助手。ゲートが安定し、近3走でハナを奪っており、今回も展開のカギを握る一頭になりそうだ。