【菊花賞】シーズンリッチが折り合いの不安解消へ“秘策” 角田大河騎手「メンコを着けてめちゃくちゃ折り合えた」

坂路を駆け上がるシーズンリッチ
坂路を駆け上がるシーズンリッチ

◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月17日、栗東トレセン

 神戸新聞杯10着からの巻き返しを狙うシーズンリッチ(牡3歳、美浦・久保田貴士厩舎、父ドゥラメンテ)が今回からメンコ(覆面)を着用。折り合い面の不安解消に着手した。

 前走は好発から2番手を追走も、ファントムシーフが作ったスローペースに折り合いを欠くシーンもあった。「調教と競馬は違いますが、メンコ(覆面)を着けて追い切ったらめちゃくちゃ折り合いがついた」と12日の1週前追い切りで手綱を執った角田大河騎手も好感触をつかんだ。

 父の角田晃一調教師は、ジョッキー時代の2002年にヒシミラクルで菊花賞制覇。横山典弘騎手(1998年セイウンスカイ)&横山武史騎手(21年タイトルホルダー)に続く5組目の親子制覇がかかる。「京都の3000メートルに乗るのは初めてですし、京都の菊花賞に乗れるのもうれしい。G1に乗せていただくのはすごくありがたいですし、出るからにはいい結果を出したい」と2年目の若武者は力を込めた。

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