◆第23回JBCスプリント・交流G1(11月3日、大井・ダート1200メートル=良)
砂の短距離チャンピオン決定戦に15頭が出走し、笹川翼騎手が手綱を執った3番人気のイグナイター(牡5歳、兵庫・新子雅司厩舎、父エスポワールシチー)が制覇した。
前回、大井で行われた20年は地元・大井所属のサブノジュニアがV。兵庫競馬所属の馬では交流G1初制覇となった。
勝ち時計は1分12秒0。2着に1番人気のリメイク(御神本訓史騎手)、3着には2番人気のリュウノユキナ(横山武史騎手)が続いた。
笹川翼騎手(イグナイター=1着)「本当に気持ちいいです。馬がよく頑張ってくれました。3回目の騎乗で感触つかんでいて1200メートルは悪くないと思っていましたし、昨年も5着。自信を持っていけました。思ったより前につけられて、馬のリズムを大切にしていけました。直線は長く感じましたが、馬も必死で頑張ってくれた。厩舎の方々がしあげてくれて返し馬の感じもよかったので、そのおかげかなと思います。僕は最後のバトンを任せてもらっているだけで、それに恥じないように頑張らないとと思える馬です。園田の皆さんやりました。イグナイターをG1馬にできて僕もすごくうれしいです。地方馬がJBCを勝つのは簡単ではない。イグナイターの強い競馬を見せられて僕もうれしいです」