京都11R・エリザベス女王杯・G1・馬トク激走馬=ルージュエヴァイユ
昨年のオークス(6着)以来となるG1挑戦。父は元世界ランク1位のジャスタウェイ、母の父に14戦14勝の最強馬フランケル。祖母のデインドリームは凱旋門賞勝ち馬という果てしない可能性を感じさせるワールドクラスの血統背景をもつ。
前々走のエプソムCで牡馬相手に2着し、先の府中牝馬Sも上がり600メートル32秒7で鼻差の2着。過去10年で3着以内に入った30頭のうち府中牝馬Sをステップレースとしたのが12頭おり、好相性の前哨戦を叩いて、コンディションは順当に上昇している。
直前は美浦の坂路で走る気充満の追い切り。自己ベストを更新する52秒0―12秒1をマークするなど、中3週の臨戦だが心身ともにフレッシュな状態だ。中山2戦2勝で右回りは負けなし。2番枠なら内めでじっくり脚をため、坂上から徐々に進出し、直線末脚爆発。馬券圏内突入のシーンを描く。