土曜メインレースの注目激走馬…京都11R・京都2歳ステークス・G3

京都2歳ステークスに出走するホウオウプロサンゲ
京都2歳ステークスに出走するホウオウプロサンゲ

京都11R・京都2歳ステークス・G3・馬トク激走馬=ホウオウプロサンゲ

 8月の小倉未勝利(芝1800メートル)で勝ち上がったキズナ産駒。母のセルキスはドイツのG2の勝ち馬で、半兄にクラシック3冠で2、3、3着と活躍したヴェロックス。2021年のセレクトセール当歳で、4億1000万円で落札された高馬だ。

 6番手から一気に抜け出し、1馬身3/4差をつけた快勝に、坂井瑠星騎手は「返し馬、実戦ともに初戦より上手に走れていました」と評価した。続くオープン・アイビーSでは大物ダノンエアズロックに屈したが、前半1000メートル1分3秒1のスローに落とし、ラスト3ハロン33秒2を使えたことは好材料。小倉で勝っているように、右回り、コーナー4回、直線平坦というコース形態はこの馬の特性が生きそうだ。活気を保っている現況も頼もしく、将来に向けて確実に賞金加算したい一戦。

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