12月2日の阪神9R・さざんか賞(2歳1勝クラス、芝1200メートル=10頭立て)は、3番人気のジャスパーノワール(牡、栗東・森秀行厩舎、父フロステッド)がゴール前で逃げ馬を交わし、貴重な賞金加算に成功した。勝ち時計は1分8秒5(良)。
デビュー戦(6着)以来のコンビとなった団野大成騎手は「気が良すぎるところがあってレースまでのアプローチが難しいのですが、今日はうまくいきました。駐立の怪しいところも大外枠が幸いしました。最後はよく押し切ってくれました。これから力をつけていけば、もっと走れると思います」と期待を込めた。
森秀調教師は「(2着馬が)思ったより速かったですが、1200メートルだったら強いですね」と笑顔。順調なら、次走はスポーツ報知杯中京2歳S(12月16日、中京・芝1200メートル)になる見込み。