吉村の日曜注目馬【阪神11R・阪神JF】

 【阪神11R・阪神ジュベナイルフィリーズ】昨年はのちに史上7頭目の3冠牝馬となるドゥラメンテ産駒リバティアイランドに自信を持って本命を打った。今年は一転して傑出馬不在の混戦ムード。悩んだ末に出した結論は、ハイレベルだったアルテミスSのパフォーマンスが光った◎サフィラだ。

 朝日杯FSを制した全兄のサリオスを筆頭に、兄姉に活躍馬がズラリと並ぶ良血。デビュー戦は直線でラチに接触する不利があって取りこぼしたが、2戦目を順当に勝ち上がると、続く重賞も不向きな展開をものともせず外を追い上げて2着を確保した。

 陣営によると、その前走はいくぶん硬さを感じていたとのこと。まだまだ良化が見込める。この中間は弾むようなフットワークを見せており、上積みは十分。1週前の栗東・CWコースでは内を回ったとはいえ、6ハロン77秒9の一番時計をマークした。「楽に動けていましたから、あんなに時計が出ている感覚はありませんでした。順調です」と松山騎手。2歳女王の座に就く準備は万端だ。馬単(14)から表裏で(3)(10)(7)(6)(13)(16)。(吉村 達)

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