◆第25回香港スプリント・G1(12月10日、シャティン競馬場・芝1200メートル)
日本馬2頭が出走したが、勝利をつかむことはできなかった。日本馬は2012年のロードカナロア、2013年のロードカナロア、2020年のダノンスマッシュに続く3頭目、4度目の勝利を狙う一戦だったが、ジャスパークローネ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎、父フロステッド)が7着、マッドクール(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父ダークエンジェル)が8着だった。
森秀行調教師(ジャスパークローネ=7着)「自分のレースはできた。逃げないと良さが出ないからね。割と楽に行ったけど、もっと楽にこられてしまった。現状の状態では頑張ったと思います。香港の馬は強いね」
川田将雅騎手(ジャスパークローネ=7着)「自分の走りはしてくれましたし、よく頑張ってくれました」
池添学調教師(マッドクール=8着)「スタートはいつもの感じでしたが、周りのペースが早く脚をためる余裕がなかったですね。なんのトラブルもなく順調に調整できました。結果としては残念だけど、いい経験はできました。まだ4歳ですし、この経験を生かして来年さらに飛躍してほしいです」
クリスチャン・デムーロ騎手(マッドクール=8着)「ペースが速く、彼にとっては難しいレースだった。馬場も硬く、柔らかい方が合う」