◆第37回香港カップ・G1(12月10日、シャティン競馬場・芝2000メートル)
日本馬3頭が出走したが、2021年のラヴズオンリーユー以来、2年ぶりとなる日本馬7頭目(G1昇格後の1999年以降)の制覇は逃した。日本馬の最先着はヒシイグアス(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)の3着。プログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)は5着、ローシャムパーク(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は8着だった。
中内田充正調教師(プログノーシス=5着)「僅差の競馬だけに、悔しい内容でした」
田中博康調教師(ローシャムパーク=8着)「スタートがうまく出れませんでした。この馬はそういうリスクがあるのは承知していましたが…。ジョッキーは『距離ロスのぶんがあった』と言っていましたが、あの着差ですしやはりパフォーマンスが落ちている感触です。うまい状態にもっていけなかったのかもしれません。最後にグッとこれるような状態ではありませんでした。(レーベンスティールと)2頭とも厳しい結果になり、人気もしていたので申し訳ない気持ちでいっぱいです。これを糧に、再びいい結果を出せるように頑張っていきます」
ダミアン・レーン騎手(ローシャムパーク=8着)「残念ながら出遅れて、位置取りが後ろ過ぎました」