【池添謙一のKen to 1】しぶとく頑張ってくれる阪神11R・サトノアイ

池添謙一騎手
池添謙一騎手

 4つのG1に日本馬13頭が出走した先週の香港国際競走。どの馬も勝負に行っているだけに、今回は残念な結果になりました。ただ、春のサウジアラビアやドバイもそうでしたが、近年は大挙して海を渡ることが当たり前になっています。挑戦は続きますから、近いうちにチャンスはあるでしょう。

 今年はカップとヴァーズを欧州勢が制しましたが、個人的には短い距離での地元勢の強さが印象に残りました。マイルでG1・10勝目を挙げたゴールデンシックスティは、まさに“横綱レース”。スプリントのラッキースワイネスも単勝1・3倍(JRA独自オッズ)の断然人気にふさわしい走りを見せました。

 海外の大レースを刺激にして、年末に向けてリズムを上げていきたい今週。土曜は5鞍に騎乗します。11Rのサトノアイは2走前の札幌でコンビを組み3着。しぶとく頑張ってくれるので、上手に立ち回れるかがポイントになります。エイトスターズは前走がしまいにいい脚を使って2着。こちらも流れに乗って運べば、チャンスがありそうです。(JRA騎手)

 【阪神】

 3R ルクスアルム    B

 9R ジャスパージェット C

10R レアシャンパーニュ C

11R サトノアイ     B

12R エイトスターズ   B(本紙評価)

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