12月16日の中山5R・2歳新馬戦(芝2000メートル、18頭立て)は、2番人気のタコーイズフリンジ(牡、美浦・田中博康厩舎、父ブラックタイド)が、最後の直線で力強く抜け出しデビュー戦を飾った。勝ちタイムは2分1秒1(良)。
五分のスタートから道中は中団を追走。勝負どころから進出を開始するとじわじわとスピードに乗り、最後の直線では外から力強く末脚を伸ばすと、粘り込みを図るミッキーラッキー(鮫島克駿騎手)に1馬身1/4差をつけてゴールに飛び込んだ。
マーカンド騎手は「スタートをまず出て少し道中はフワフワするところがありました。最後のコーナーで接触するところがあって、追い出しに時間がかかりましたが、追い出したら伸びてくれました」と評価した。