◆第75回朝日杯FS・G1(12月17日、阪神・芝1600メートル、良)
4番人気のエコロヴァルツは向こう正面でごちゃついた際にポジションを下げたが、今週復帰した武豊は一度引いて馬をなだめると、最小限のロスで直線に向いてから大外に。メンバー最速の上がり3ハロン34秒1の末脚でゴール前で2着に浮上した。
さすがの手綱さばきをみせたレジェンドは「惜しかったね。向こう正面でぶつけられたのがもったいない」と悔しそうな表情。ただ、来年に向けて賞金加算ができたのは大きく「途中からはリズム良く走れたし、先につながるレースはできた」と充実感をにじませた。