【有馬記念】シャフリヤールが本番と同じ舞台で迫力デモ 藤原調教師「動きも良かったし素晴らしかった」

中山競馬場の芝コースで松山弘平騎手を背に追い切るシャフリヤール(カメラ・今成 良輔)
中山競馬場の芝コースで松山弘平騎手を背に追い切るシャフリヤール(カメラ・今成 良輔)

◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場・芝2500メートル)追い切り=12月21日、中山競馬場

 21年のダービー馬シャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)が本番と同じ中山競馬場の芝コースで、初コンビとなる松山弘平騎手を背に追い切りを行い、迫力満点の動きを披露した。

 首をグッと下げ集中した様子で準備運動を終えると、芝コースの内回りを使用。2コーナー過ぎ地点からスタートすると徐々にスピードに乗り4角へ。最後の直線でも鞍上の手綱は動かないまま大きくストライドを伸ばすと、余力十分にフィニッシュした。見届けた藤原調教師は「動きは良かったし素晴らしかった。香港が絶好調だったけど調子をキープしているね。雨も降らず馬場もしっかりしているし条件的にはすごくチャンスだと思う」と語った。

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