◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場)
暮れのグランプリの公開枠順抽選会が12月21日、東京都内で開かれ、新馬戦ン以来となるライアン・ムーア騎手の手綱で古馬に初めて挑むダービー馬タスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父サトノクラウン)は、過去3勝、2着4回の13番枠に決まった。
馬主のキャロットファームの秋田博章代表が、右手で入念にかき回してからクギを引き、13番枠に決まった。外寄りの枠に秋田代表は首をひねって「すみません」と苦笑いを浮かべた。ライアン・ムーア騎手は「それぞれの相手(の枠)が決まっていないので、今のところ何とも言えないです」とポツリ。デビュー戦以来のコンビに向けては「本当に素晴らしい馬なので、もちろんダービーも勝ってますし、他の3冠(皐月賞、菊花賞)もいいレースしていますので、非常に楽しみです」と話した。