藤田菜七子騎手は中山で10鞍 前走が交流重賞5着のムームに「2走前より力をつけていました」

藤田菜七子騎手
藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、中山10鞍(土曜5鞍、日曜5鞍)に騎乗する。

 土曜7Rはムームと3戦連続のコンビ。前走は門別で行われた交流重賞・エーデルワイス賞で騎乗し、2番手から運ぶ積極的なレースを展開。結果は5着ながらも、最後までしぶとく脚を伸ばし0秒5差と奮闘した。「門別で前に行けるスピードがあり、いい競馬ができました。2走前より力をつけていましたね。初勝利の舞台に戻っていいレースができれば」。

 土曜11Rは前走が格上挑戦でジャパンCに出走したウインエアフォルク。強力メンバーを相手にロスなく運んだが、15着に終わった。「前走はさすがにメンバーが強すぎましたね。今回はハンデ戦ですし、自己条件なら十分やれると思います。馬のリズムを大事に乗りたいですね」と意気込む。

 日曜7Rは前走で2着に導いたセイシェルノユウヒとのコンビ。序盤はしっかりと脚をためると外から鋭く差を詰める好内容を披露した。「今週の追い切りはしまいでしっかり反応させました。動ける状態にありますね。中山が得意なのでいいレースができれば」と再度の同舞台を歓迎する。

 日曜8Rはキタサンブラックの半弟キングクーに4戦連続の騎乗となる。初コンビ時に勝利に導くなど特徴は把握済みだ。7月の前走は15着と大きく崩れたが「夏負け気味で前走は参考外ですね」と敗因を挙げる。「気温が下がって体調が整い、時間をかけて良くなってきました。このクラスで十分やれる馬だと思います」と反撃へ期待を込めた。

 【土曜中山】

 5R ギフテッドリーダー(牡2歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ヴィクトワールピサ)

 7R ムーム      (牝2歳、栗東・杉山佳明厩舎、父キンシャサノキセキ)

 8R イエローベリル  (牝4歳、美浦・林徹厩舎、父ロードカナロア)

11R ウインエアフォルク(牡6歳、美浦・根本康広厩舎、父ゴールドシップ)

12R ナバロン     (牡4歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ブラックタイド)

 【日曜中山】

 1R サンスイレン   (牝2歳、美浦・深山雅史厩舎、父ジョーカプチーノ)

 3R フレンドマキ   (牝2歳、美浦・南田美知雄厩舎、父ワールドエース)

 7R セイシェルノユウヒ(セン6歳、美浦・高橋文雅厩舎、父クロフネ)

 8R キングクー    (牡4歳、美浦・根本康広厩舎、父ロードカナロア)

10R エスジープリンセス(牝5歳、美浦・和田勇介厩舎、父アンライバルド)

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