【中山大障害】マイネルレオーネで7着 引退レースの平沢健治騎手「勝負どころも押していったが…」

引退する平沢健治騎手とマイネルレオーネ(カメラ・池内 雅彦)
引退する平沢健治騎手とマイネルレオーネ(カメラ・池内 雅彦)

◆第146回中山大障害・JG1(12月23日、中山・芝4100メートル=良)

 暮れの中山の名物ジャンプレースは12頭立てで争われ、7番人気のマイネルレオーネ(牡11歳、栗東・清水久詞厩舎、父ステイゴールド)はJG1・3度目の挑戦だったが7着に敗れ、障害重賞初制覇を飾ることはできなかった。昨春の中山グランドジャンプ、昨年の中山大障害はともに3着だった。

 手綱を執った平沢健治騎手はこのレースを最後に引退を表明していたが、JG1初制覇はならなかった。同騎手は2001年にデビューし、16年小倉サマージャンプ(マキオボーラー)での重賞初制覇など、これまで障害重賞5勝を挙げていた。今後は栗東・松下武士厩舎の調教助手になる予定。

 平沢健治騎手(マイネルレオーネ=7着)「勝負どころも押していったが、周りも伸びていた。今日は脚質の差が出ましたね。後ろからいく馬には展開が向かなかった」

 レースは、1番人気のマイネルグロン(牡5歳、美浦・青木孝文厩舎、父ゴールドシップ)が石神深一騎手を背に、今年3月の障害オープン初勝利、4月の障害オープン、前走の東京ハイジャンプ・JG2に続く4連勝で障害界の頂点に立った。オジュウチョウサンとのコンビが有名な石神騎手はJG1・11勝目。勝ち時計は、4分37秒9。

 2着は3番人気で昨年の覇者ニシノデイジー(五十嵐祐介騎手)、3着は4番人気のエコロデュエル(草野太郎騎手)だった。

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