【阪神C】引退戦グレナディアガーズが昨年に続く2着 21年にVの得意舞台 ムーア騎手「素晴らしい末脚」

ムーア騎手騎乗のグレナディアガーズは2着(カメラ・高橋 由二)
ムーア騎手騎乗のグレナディアガーズは2着(カメラ・高橋 由二)

◆第18回阪神C・G2(12月23日、阪神・芝1400メートル、良)

 今年最後の阪神での重賞は17頭立てで争われ、4番人気のウインマーベル(牡4歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー)が松山弘平騎手を背に、大混戦の最後の直線を鋭く抜け出し、快勝した。昨年秋のスプリンターズSなど重賞2着3回と勝ち切れなかったが、22年春の葵S以来の重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は、1分19秒3。

 2着は3番人気のグレナディアガーズ(ライアン・ムーア騎手)、3着は2番人気のアグリ(クリストフ・ルメール騎手)だった。

 ライアン・ムーア騎手(グレナディアガーズ=2着)「スタートの反応はいいが、スピードに乗るまで時間がかかる馬で、中団より後ろになった。直線は素晴らしい末脚を見せてくれたけど2着。いい競馬はしてくれた」

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