【阪神11R・りんくうステークス】◎サンライズアムールから入る。昨年6月にダート6ハロンに主戦場を移し、わずか5戦でオープン入り。前走の藤森sで5勝目を挙げ、来年以降の重賞戦線で飛躍が期待できるモーリス産駒だ。
前走後、爪に軽い不安が出たためカペラSを見送ったが、回復してからの動きがとにかくすごい。栗東・坂路で14日に50秒6、今週は49秒4と2週続けて余裕を残した手応えで自己ベストをマーク。体重の軽い藤岡康騎手が乗っていたとはいえ、体調が良さがはっきりと伝わってきた。
労せず好位につけられるスピードがあり、末脚が不発に終わることも少ない。安定した取り口は軸馬に最適。オープン連勝に期待する。
パウオレはダートで7戦し、すべて3着以内と底を見せていない。前走も早め先頭の強気の競馬で連対確保。通用の力を示した。3か月ぶりだが久々は苦にせず、好勝負可能。チェイスザドリームは中1週で状態を維持できているかが、カギになる。攻め馬を強化して復調ムードが漂うクロジシジョーの食い下がりにも注意を払う。