【中山金杯】ホウオウアマゾン5着…横山武史騎手「折り合いもついて、よく踏ん張ってくれました」

5着のホウオウアマゾン(カメラ・荒牧 徹)
5着のホウオウアマゾン(カメラ・荒牧 徹)

◆第73回中山金杯・G3(1月6日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 年明けを告げる中距離のハンデ重賞は17頭によって争われ、津村明秀騎手が騎乗した5番人気のリカンカブール(牡5歳、栗東・田中克典厩舎、父シルバーステート)が重賞初勝利を挙げた。開業4年目の田中克典調教師も初タイトルとなった。勝ちタイムは1分58秒9。

 2着にククナ(戸崎圭太騎手)、3着にマイネルクリソーラ(ミルコ・デムーロ騎手)が続いた。

 横山武史騎手(ホウオウアマゾン=5着)「これまで1600メートルまでしか使っていなかったですが、2番手で折り合いもついて、よく踏ん張ってくれました。次は慣れが見込めると思います」

 松岡正海騎手(クリノプレミアム=6着)「1コーナーで、かなりごちゃついてしまった。スムーズなら勝ち負けだったと思う。使われて具合は良くなっていたし、力は衰えていないので、また走ってくれると思う」

 横山典弘騎手(マテンロウレオ=7着)「何度も不利を受けてしまい、あれではレースにならなかった」

 荻野極騎手(カテドラル=8着)「道中で少し力むと聞いていたので、なだめながら、よく我慢してくれたし、直線も馬群を割って差を詰めていた」

 菅原明良騎手(ゴールデンハインド=9着)「久々感があって、道中の手応えがあまり良くなかった。ここをひと叩きして変わってくると思う」

 丸山元気騎手(マイネルファンロン=10着)「馬場を考慮して、ある程度の位置から運びました。明け9歳ですが、よく走っています」

 レイチェル・キング騎手(サクラトゥジュール=12着)「最初のコーナーで前が狭くなり、ペースも遅くなってリズムが崩れました。その中では頑張って走ってくれました」

 横山和生騎手(アラタ=13着)「間隔を空けて状態はすごく良かったが、1角で外から押されてラチに接触する不利が痛かったです。スムーズならいい競馬になっていたと思います」

 杉原誠人騎手(キタウイング=14着)「スタートして、いい位置が取れそうだなと思ったが、1角のアクシデントが痛かったです。立て直して向こう正面では力みながらも我慢してくれたが、直線を上がったところで脚色が鈍ってしまった」

 藤懸貴志騎手(カレンシュトラウス=15着)「2000メートルはぎりぎりかなと思ったし、外を回すより内を選択したが、直線で狭くなり、もったいない競馬になってしまった」

 三浦皇成騎手(サトノエルドール=16着)「今日は枠がきつかったです。うまく壁をつくることはできたけど、内ラチを走った前走とは形が違いました。前も止まらなかったし、内枠からロスなく運びたかったです」

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