フランスの女性ジョッキー、ミカエル・ミシェル騎手が、昨年まで拠点にしていた米国のケンタッキー州から今年は豪州のメルボルンに拠点を移して騎乗することを明らかにした。あす1月13日にフレミントン競馬場での騎乗を予定しており、豪州での戦いが始まる。
ミシェル騎手は「まず1月1日に発生した能登半島地震により、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。被害に遭われた皆さまに一日も早く平穏な日が訪れることを心からお祈りいたします」と思いを語った。
豪州に拠点を移すことについて「新しい冒険であり、多くのことを学び、より良いジョッキーになれる機会になれると信じています」と説明。フレミントン競馬場を訪れたミシェルは「ビクトリア・レーシング・クラブ(オーストラリアで最も格式の高い競馬協会)は、私をとても温かく迎え入れてくれました。気候も良く、とても素晴らしい競馬場で、今週末(1月13日)から騎乗することに興奮しています」と意気込みを語った。
また、メルボルンの雰囲気について「街並みはとても美しいですし、たくさんの日本食のレストランや食料品店も見つけました。私にとって日本食は体だけでなく、心も良くしてくれます」と喜んでいた。
豪州での騎乗期間は未定だが、「日本のファンの皆さまの応援は、私の心の励みになります。多くのレースで勝利するために最善を尽くします」とコメントを寄せた。
ミシェルは2022年、昨年とJRA通年免許試験を受験しており今年、受験するなら3年連続の挑戦となる。