【報知グランプリC】10歳馬エルデュクラージュが逃げ切り勝ち 矢野貴之騎手「年齢感じさせない気合入った走り」

報知グランプリカップを逃げ切ったエルデュクラージュ(カメラ・大野 英之)
報知グランプリカップを逃げ切ったエルデュクラージュ(カメラ・大野 英之)

◆第60回報知グランプリカップ・S3(1月18日、船橋・ダート1800メートル、良)

 第60回報知グランプリカップが18日、船橋競馬場の第11Rで9頭(リッカルドは競走除外)により争われ、逃げた単勝7番人気のエルデュクラージュが(セン10歳、船橋・川島正一厩舎、父クロフネ、矢野貴之騎手)が直線も脚いろ衰えず、後続を2馬身突き放して優勝。優勝賞金1200万円を獲得するとともに、ダイオライト記念・Jpn2(3月6日、船橋)と、京成盃グランドマイラーズ・S2(同7日、同)及び、かしわ記念・Jpn1(5月1日、同)への優先出走権を手に入れた。勝ち時計は1分53秒4。

 2着には2番人気のヒーローコール(牡4歳、浦和・小久保智厩舎、父ホッコータルマエ、笹川翼騎手)、3着には3番人気のスワーヴアラミス(牡9歳、大井=小林分場・荒山勝徳厩舎、父ハーツクライ、森泰斗騎手)が続き、このレース3連覇を狙った1番人気のギガキング(牡6歳、船橋・稲益貴弘厩舎、父キングヘイロー、和田譲治騎手)は5着に終わった。

 矢野貴之騎手(エルデュクラージュ=1着)「年齢を感じさせない気合の入った走りで、安心して乗っていられました。いいぺースで行けたと思いますし、他の馬のことは考えず、自分との戦いでリズムよく走らせることだけ考えていました。最後も気分良く走ってくれました。自分自身としては、結果に厳しくこだわって今年も乗っていきたいと思います」 

◆エルデュクラージュ 父クロフネ、母エルダンジュ(父サンデーサイレンス)。船橋・川島正一厩舎所属のセン10歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算45戦9勝(うちJRA27戦7勝)。総獲得賞金は2億491万9000円(うちJRA1億2461万9000万円)。主な勝ち鞍は、報知オールスターC・S3(23年)。馬主は(有)キャロットファーム。

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