1月20日の京都9R・若駒S・リステッド(芝2000メートル=7頭立て、メイショウタバルは出走取消)は、サンライズジパング(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父キズナ)が直線一気の差し切り勝ちを決めた。祖父ディープインパクトも制した出世レースで2勝目を飾った。時計は2分2秒8(重)。
道中は後方2番手を追走。4コーナー手前では追走に苦労し、最後方で直線を向いたがムチが入るとエンジン全開。馬場の真ん中を一気に伸びて他馬を差し切った。「全然ついていけなかった。進んでいかない感じで、ダメかな? と思いましたが、直線でムチを入れてからいい反応をしてくれた。そういう面があるので、多頭数がどうかですがポテンシャルは高い。ダートもいいですからね」と武豊騎手。ホープフルS3着、交流重賞のJBC2歳優駿2着と“二刀流”のキズナ産駒の将来性を高評価した。次走は報知杯弥生賞ディープインパクト記念(3月2日、中山)か若葉S(3月16日、阪神)を使って皐月賞(4月14日、中山)を予定している。