◆第41回東海S・G2(1月21日、京都・ダート1800メートル、重)
フェブラリーS(2月18日、東京)の優先出走権が勝ち馬に与えられるG2は16頭立てで争われ、2番人気のウィリアムバローズ(牡6歳、栗東・上村洋行厩舎、父ミッキーアイル)が坂井瑠星騎手を背に、好位から抜け出し、前走のみやこS(3着)に続く4度目の重賞挑戦で初勝利をつかんだ。勝ち時計は、1分49秒2。
2着は1番人気のオメガギネス(戸崎圭太騎手)、3着は4番人気のヴィクティファルス(池添謙一騎手)だった。
坂井瑠星騎手(ウィリアムバローズ=1着)「3番手にオメガギネスがいるのはわかっていたので、それさえしのいでくれればと思っていたが、よく頑張ってくれた。2番手から手応え良すぎるぐらい良くて、かなりうなっていました。その手応え通り勝ち切ってくれた。最後は迫られたが、2着馬を離してくれて強い勝ち方だった。デビュー前から追い切りに乗せてもらって走る馬だと思っていた。重賞も惜しい競馬が続いていたが、ようやくタイトルを取らせることができました。強い相手に勝てて、もう一つ上のクラスでも頑張ってくれると思います」