◆第65回アメリカJCC・G2(1月21日、中山・芝2200メートル、不良)
12頭立てで争われ、3番人気のチャックネイト(セン6歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)が、昨秋のアルゼンチン共和国杯(3着)以来の2度目の重賞挑戦で初タイトルを手にした。短期免許のレイチェル・キング騎手=英国=はJRA重賞初制覇。勝ち時計は、2分16秒6。
鼻差の2着は2番人気のボッケリーニ(浜中俊騎手)で金子真人ホールディングスのワンツーだった。3着に5番人気のクロミナンス(ルメール騎手)が続いた。
レネ・ピーヒュレク騎手(シルブロン=6着)「返し馬でこの馬場もこなせる感触だったので、内のコースを選択しました。最後までよく戦ってくれました。良馬場なら3000メートルくらい距離があっても良さそうです」
リチャード・キングスコート騎手(サンストックトン=7着)「馬場が合わず、スタートから進んでいきませんでした。よく頑張ってくれています。良馬場なら」
三浦皇成騎手(ラーグルフ=8着)「終始脚を取られて、ハミに頼って走っていた。3角で手応えがなくなってしまいましたが、外に出すとまた伸びてくれました。状態が本当に良かっただけに、馬場が悪くなければ…」
横山和生騎手(ショウナンバシット=9着)「イメージ通りの競馬はできましたが、緩い馬場はあまり良くないのかも。距離はもう少しあってもいい」
菅原明良騎手(カラテ=10着)「3角で手応えがなくなりました。休み明けのぶんだと思う」
大野拓弥騎手(ホウオウリアリティ=11着)「前、前でいい感じと思っていたけど、馬場が悪化しすぎて進んでいかなかった」
田辺裕信騎手(アドマイヤハレー=12着)「速い時計で走れるだけに、こういう馬場は苦手かも。途中でハミを取らなくなりました」