【クロッカスS】ロジリオン、圧巻のレースレコードで2勝目 3歳マイル王に名乗り 

好時計で2勝目を挙げたロジリオン(手前)
好時計で2勝目を挙げたロジリオン(手前)

 東京10R・クロッカスS(3歳オープン・リステッド、芝1400メートル)が27日に行われ、2番人気のロジリオン(牡3歳、美浦・古賀厩舎)が、差し切って2勝目を挙げた。勝ち時計1分20秒9は同コースで施行されるようになった98年以降のレースレコード。圧巻の走りで、3歳マイル王候補に名乗りを上げた。

 道中は5番手内めのポジションから進めたリオンディーズ産駒。直線で残り400メートルを過ぎて三浦がゴーサインを出すと、ギアを上げて先に抜け出したオーキッドロマンス(2着)をゴール前でとらえて頭差退けた。鞍上は「(プラス14キロと)体が増え、パドックでは少しイライラしていたけど、返し馬で落ち着きました。展開もバッチリ。距離が延びても良さそう」と手応えを感じていた。

 今後はNHKマイルC・G1(5月5日、東京)が最大目標。コースレコード決着の京王杯2歳S(2着)の実力馬に、古賀調教師は「賞金を加算できたのは大きい」。速さと力強さを武器に、ここから飛躍を遂げる。

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