1月28日の東京9R・セントポーリア賞(3歳1勝クラス、芝1800メートル=9頭立て)は、3番人気のペッレグリーニ(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父レイデオロ)が、2連勝でオープン入りを決めた。勝ち時計は1分48秒8(良)。
スタートはひと息だったが、二の脚を使って好位2番手へ取りついた。少頭数で道中は淡々としたペースで流れたなか、直線でゴーサインを出すと徐々に加速。内から先に抜け出したポッドテオをゴール前でかわして、首差で白星をつかんだ。
キングスコート騎手は「スタートは遅れたけど、スムーズに前につけられました。ペースは遅かったが、2番手から最後はしっかりと伸びてくれました。いい馬ですよ」と、勝利を振り返った。
手塚調教師は「スローペースでよく我慢していて、みんな(他の)有力馬が折り合いを欠いていた中、前にポジションを取ったことが功を奏しました。気持ちにガッツがある子だから、競り合いになるとちょうどいい。中山の1800でも1600でも2000でも、うまく立ち回れると思う。1800メートルで2勝したので、狙っていけると思う」と、今後はG1のトライアル参戦を視野に入れていきそうだ。