【京都11R・きさらぎ賞】◎ビザンチンドリームから入る。調教の動きが目立っていたため初戦も本命にしたが、レースでのパフォーマンスは想像をはるかに超えていた。重賞でも勝負になる。
スタートで出遅れ、後方を追走。勝負どころで外を進出した。前との差を詰めて勢い十分に直線を向くシーンはよく見られるが、内に切れ込みながらあっと言う間に突き抜けて3馬身差をつけたのには驚かされた。上がり4ハロンは加速ラップ。中身も申し分ない。
快勝後は短期放牧でリフレッシュしてから帰厩。栗東・CWコースの1週前追い切りでは古馬2勝クラスを7馬身突き放し、好調をアピールしている。粗削りな面があるだけに、力勝負になりやすい京都外回りへの舞台替わりはプラス。非凡な決め脚を全開させ、2戦目で重賞タイトルをつかむ。
ファーヴェントは素質馬ぞろいのG2で3着と実績上位。立ち回りも巧みで、ここも大崩れは考えにくい。ヴェロキラプトルは2戦2勝の1800メートルなら見直しが必要。ブエナオンダも叩き2走目&良馬場で前進が見込める。