2月11日の東京12R・4歳上2勝クラス(ダート1400メートル=15頭立て)で、川田将雅騎手=栗東・フリー=がハードワイヤード(牡4歳、美浦・加藤征弘厩舎、父ハードスパン)で勝利を飾り、JRA通算2000勝を達成した。2004年3月のデビューから1万2187回目の騎乗での達成。史上9人目、現役では武豊騎手、横山典弘騎手、柴田善臣騎手に続く4人目の記録達成となる。
川田将雅騎手「無事に今週中にたどり着くことができて良かったと思います。昨日、今日と東京に参戦させていただき、昨日からすごい期待を感じてはいたのですが、勝ちきることができぬまま今日のこの最終まで時間がかかってしまいまして、とはいえこうやって勝たせていただけたことで、皆さんに喜んでいただく時間になったということもありがたく思います。2月末で丸20年が終わるのですが、年平均で100勝させていただかないとここまでたどり着いていない数字ですので、それだけたくさん有力馬ばかりに乗せていただいて勝たせていただけたということを本当に心からありがたく思いますし、たくさんの馬たちが頑張ってくれたおかげでこの数字を積み重ねることができましたので、負けた馬も含め本当に多くの馬たちに感謝したいなという思いです。現役のジョッキーで僕より勝っていらっしゃるのが、柴田善臣騎手、横山典弘騎手、武豊騎手だけになりましたので、少しでもその先輩方に早く追いつけるように一つ一つを積み重ねて参りたいなという思いです。日本人騎手の代表というつもりでここ数年頑張ってきましたので、C・ルメール騎手と競い合いながら日本人騎手立ちのレベルが上がっていることは間違いないですので、これからも良い背中を見せられるようにC・ルメール騎手と良い戦いをしていけるように、僕自身頑張っていきたいなと思います。本当に2000勝までたどり着けたことをありがたく思いますし、こうして多くのお客さんに残っていただき、見守っていただき、本当にありがとうございます。来週、再来週と、カタール、サウジアラビアと海外が続きますので、なんとか今日までに、という思いで、達成できたこともありがたく思いますし、また帰ってきましたら、日本での競馬を楽しんでもらいたいなと思いますが、この先のカタール、サウジアラビアに日本馬がたくさん行きますので、そこを応援していただけたらなと思います。ありがとうございました」