◆第51回佐賀記念・交流G3(2月12日、佐賀・ダート2000メートル、稍重)
中距離のダートグレード競走は12頭(JRA5、佐賀4、他地区3)で争われ、単勝2番人気でJRAのノットゥルノ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父ハーツクライ)が、武豊騎手を背に2周目の4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切って勝利。メンバー中最も重い59キロを背負いながらも前走の東京大賞典4着から巻き返し、2022年ジャパンダートダービー以来となる交流重賞2勝目を挙げた。なお、武豊騎手は2011年のメテオロロジスト以来、13年ぶり6勝目となった。
2着にキリンジ(和田竜二騎手)、3着にはメイショウフンジン(酒井学騎手)が入った。勝ち時計は2分8秒2。
武豊騎手(ノットゥルノ=1着)「(馬は)勝利から随分遠ざかっていたんですけど、久しぶりに勝つことができてうれしいです。スタートがあまり良くなかったんで周りの馬を見ていこうかと。2週目に入っても抜群の手応えで、道中の手応え通り4角も楽に先頭に立ってプラン通りのレースができました。他の馬よりも斤量が重かったんですけど、体の大きな馬で全く問題なかったです。パドックでも他の騎手と話していたんですけど、多くの人が来てくれて本当にうれしいです。JBCが今年は佐賀で行われる(11月4日、2歳優駿は門別競馬場)ということで、それもあって(今回)乗って、答えが出たので、必ずJBCに帰ってきたいです」