◆第74回ダイヤモンドS・G3(2月17日、東京競馬場・芝3400メートル)=2月13日、美浦トレセン
重賞初制覇を狙うサリエラ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)が久々でも仕上がりの良さをアピールだ。前走のエリザベス女王杯(6着)以来、3か月の休み明けとなるが、国枝調教師は「体の張りはいいし、体調が良さそう。長いところの適性はあると思う」と、初距離への克服に期待を寄せた。この日は美浦・坂路をキャンターで駆け上がって調整。体質の弱さなどからキャリアは7戦にとどまるが、G1馬サリオスの半妹という良血の底力は侮れない。