土曜メインレースの注目激走馬…阪神11Rチューリップ賞・G2

馬トク激走馬に算出されたミラビリスマジック(カメラ・荒牧 徹)
馬トク激走馬に算出されたミラビリスマジック(カメラ・荒牧 徹)

阪神11R・チューリップ賞・G2・馬トク激走馬=ミラビリスマジック

 新馬、菜の花賞連勝中のキズナ産駒。母ソーマジックは08年の桜花賞3着。21、22年のチャレンジCを連覇したソーヴァリアントの半妹という血統背景をもつ。

 初戦はスタート後の2コーナーで挟まれる場面がありながら、直線で逃げ馬をかわし、1馬身差V。国枝調教師がレース直後に「当然、桜花賞という路線に」とコメントしたのもうなずける。

 菜の花は直線で内から脚を伸ばし、狭くなる場面。即座に外に切り替えるともうひと伸びして差し切った。辛口の田辺騎手が「体はきゃしゃだけどひるまず、身のこなしがいい。メンタルも強いし楽しみ」と絶賛した。

 中間は2月2日に外厩・山元TCから帰厩し、坂路とWコースで時計8本を消化。後肢のキックに力強さが増しており、成長は明らか。パワー馬場にも十分に対応できるはずだ。

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