始動です&牝馬ボーダー第一弾(栗東)

シンエンペラー
シンエンペラー

 こんにちは、山本です。今日は実に珍しく、土曜日というのに梅田の会社です。早速、パッチパチといきましょう♪

 さて、明日は3月3日。ひな祭りです。うちには妹もいましたから、この時期になると、ひな人形をちゃんと置いていました。よくよく考えると、5月5日の子供の日の前には五月人形も飾っていたはずですし、鯉のぼりもあったはず(今から考えると、どこで上げていたかの記憶は曖昧ですが…)。ちなみにクリスマス前にも結構長い間、クリスマスツリーを飾っていた気がします。

 まぁ、これも随分と遠い昔のお話。しかし、令和になった今でもひな人形、五月人形、鯉のぼりなんてあるんでしょうかねぇ。ぶっちゃけ、鯉のぼりなんて、最近の街中でほとんど見たことないけど…。古き良き伝統というか、暦を感じさせるイベントは大事に守っていきたいものです。

 ということで、嫁も子供もいないワタクシがこれ以上、講釈をたれても仕方ないので、そろそろ本題へ。まずは明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 まずは友道厩舎から。阪神4Rにピクシーナイトの半弟、ジュンヴァンケット(牡、父キズナ、母ピクシーホロウ)が登場します。この馬ねぇ、本当に体質が弱くて、友道調教師から「デビューできるのかな」なんて聞いたこともあったんです。けど、随分と評価が変わってきました。「トモが緩くて、順調さを欠いていたけど、年末ぐらいから動けるようになってきました。動きもいいですね。既走馬相手になりますが、さすがG1馬の弟という雰囲気はありますよ」と評価します。結構、いいメンバーがそろった一戦にはなりますが、どんな走りをするのかな、と。8Rのケーブパール(牝、父ブリックスアンドモルタル)も「新馬がいい勝ち方だったのに、その後はちぐはぐな競馬が続いている」とのことで、距離を延ばした一戦。新味に期待です。

 中山では我が社杯の弥生賞が行われます。サンライズジパング(牡、父キズナ)が追い切り日に突然の回避、というアクシデントがありまして、関西馬は一頭のみの出走。それが矢作厩舎のシンエンペラー(牡、父Siyouni)となります。この馬に関しては紙面で詳しく触れていますし、先週までに当ブログでも書いていますから、詳しい部分は避けますが、この中間の取材で最も印象に残っているのは、矢作調教師が何度も言ってきた「新馬が最もいい状態で、その後は満足のいく状態で使えていない」という言葉。その中で今回は「ホープフルSより馬体に張りがある」と聞きましたし、当然先を見据えた仕上げだとは思いますが、紙面も書いたように矢作調教師が「負けてられない」と口にする一戦。V発進となるか注目したいですね。

 さて、ここからは昨日の予告通り、牝馬のボーダー状況「桜花賞への道」。今日は第一弾トライアルのチューリップ賞が終わり、レジェンド武豊Jがしっかりと仕事をしましたね。ということで、桜花賞ボーダー表を作っていきましょう。個人的なお気に入り、斉藤崇厩舎のルシフェル(牝、父ハーツクライ)は毎日杯からの始動ということで、中1週での参戦はないだろうと判断して、外しております。あと、先日のマーガレットSを勝った小栗厩舎のナナオ(牝、父ロードカナロア)も桜花賞には行かない方針を表明しております。もちろん、レガレイラ(牝、父スワーヴリチャード)は皆さんご存じだと思いますので…。

 優先=桜花賞〈1〉

スウィープフィート(牝、父スワーヴリチャード)=栗東・庄野

 優先=桜花賞〈2〉

セキトバイースト(牝、父デクラレーションオブウォー)=栗東・四位

 優先=桜花賞〈3〉

ハワイアンティアレ(牝、父ロードカナロア)=栗東・松永幹

 優先=報知杯FR〈1〉

 優先=報知杯FR〈2〉

 優先=報知杯FR〈3〉

 優先=アネモネS〈1〉

 優先=アネモネS〈2〉

 〈9〉アスコリピチェーノ(牝、父ダイワメジャー)=美浦・黒岩、5250万

 〈10〉コラソンビート(牝、父スワーヴリチャード)=美浦・加藤士、2900万

 〈11〉イフェイオン(牝、父エピファネイア)=栗東・杉山佳、2300万

 〈11〉クイーンズウォーク(牝、父キズナ)=栗東・中内田、2300万

 〈13〉ステレンボッシュ(牝、父エピファネイア)=美浦・国枝、2200万

 〈14〉カルチャーデイ(牝、父ファインニードル)=栗東・四位、2000万

 〈14〉チェルヴィニア(牝、父ハービンジャー)=美浦・木村、2000万

 〈16〉マスクオールウィン(牝、父ドレフォン)=美浦・牧、1650万

 〈17〉ドナベティ(牝、父リアルスティール=栗東・矢作、1600万

 〈17〉ライトバック(牝、父キズナ)=栗東・茶木、1600万

 〈17〉ワイドラトゥール(牝、父カリフォルニアクローム)=栗東・藤原、1600万

 〈20〉アルセナール(牝、父エピファネイア)=美浦・木村、1150万

 ㉑エトヴプレ(牝、父Too Darn Hot)=栗東・藤岡、1000万

 ㉑サフィラ(牝、父ハーツクライ)=栗東・池添、1000万

 ㉑シカゴスティング(牝、父ロゴタイプ)=栗東・庄野、1000万

 ㉑ショウナンマヌエラ(牝、父ジャスタウェイ)=栗東・高野、1000万

 ㉑コスモディナー(牝、父ダノンバラード)=美浦・伊藤伸、1000万

 ㉑ボンドガール(牝、父ダイワメジャー)=美浦・手塚、1000万

 ということで、ボーダーは非常に高い。現時点では1600万組が抽選です。しかも、これより賞金上位の中で優先出走権のかかるトライアルに出走するのは来週の報知杯FRのコラソンビートとドナベティのみ。つまり、ボーダーが下がる可能性は非常に低いんですよね。これで万が一、フラワーCの上位組まで参戦となればさらに…。まぁ、想像を膨らませるだけでも仕方ないので、本日はここまでにしますが、敷居の高い今年の3歳牝馬戦線です。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

阪神2R・7ギフテッドドリーム(前走2着後、松下調教師が「池添さんによると、まだ太かったみたい」と。今回は中1週だが、中間に負荷をかけてきた。ここは決める)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

阪神1R・3サイレントミニスタ(陣営の評価高い。距離慣れも見込める一戦)

阪神9R・7カネトシブルーム(基本は叩き良化型。馬体も絞れるはず)

小倉6R・3ブラックドレス(前回は窮屈になり競馬にならず。スムーズなら)

小倉11R・3シホノスペランツァ(先行激化必至。相性いい小倉で末脚生きる)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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