◆第38回ファルコンS・G3(3月16日、中京競馬場・芝1400メートル=良)
スプリント、マイル路線などから集まった3歳馬17頭によって争われ、北村友一騎手が手綱を執った7番人気のダノンマッキリンリー(牡、栗東・藤原英昭厩舎、父モーリス)が重賞初制覇を飾った。北村友一騎手は2021年阪急杯(レシステンシア)以来となるJRA重賞28勝目。2022年のセレクトセールで2億2000万円の高値をつけた大器が3勝目(5戦)を挙げた。勝ちタイムは1分20秒2。
2着に5番人気のオーキッドロマンス(内田博幸騎手)、3着に1番人気のソンシ(川田将雅騎手)が続いた。
三浦皇成騎手(ロジリオン=5着)「枠が当たった時点で、前半のペース次第では窮屈な競馬になりそうだと思っていました。ペースが遅くなり、4コーナーから行くところがなく、何もできなかったです。開いていれば、と思います。馬は1回使って確実に良くなっていました。それだけに本当に申し訳ないです」