【中山10R・伏竜S】逃走Vのテーオーパスワードはケンタッキーダービーも視野 高柳大調教師「チャンレンジしてみたい気持ちある」

伏竜Sを制したテーオーパスワード(左)(カメラ・荒牧 徹)
伏竜Sを制したテーオーパスワード(左)(カメラ・荒牧 徹)

 3月23日の中山10R・伏竜S(3歳オープン、ダート1800メートル=11頭立て)は、7番人気のテーオーパスワード(牡3歳、栗東・高柳大輔厩舎、父コパノリッキー)が、マイペースに持ち込んで逃げ切り。デビュー2連勝を決めた。勝ち時計は1分54秒1(良)。

 前半5ハロン1分3秒9でペースを刻むと、ゴール前では後続が一気に詰め寄ってきたが、頭差でしのぐ大きな勝利となった。鮫島克駿騎手は「調教、返し馬から前進気勢が強く、自分のリズムを守った。今日は結果が大事だと思っていたので勝てて良かった」と安堵。高柳大師は「強いメンバーが相手でしたが、馬の力と騎手が上手く乗ってくれました。馬の状態やオーナーと相談したうえにはなりますが、ケンタッキーダービーにチャンレンジしてみたい気持ちはあります」と海を渡る可能性を示唆した。

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