◆第84回桜花賞・G1(4月7日、阪神・芝1600メートル)
枠番が4月4日に決定。前走の報知杯フィリーズレビューで2着だったコラソンビート(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父スワーヴリチャード)は、4枠8番に入った。過去10年で2勝を誇る絶好枠に、加藤士調教師は「欲しかったところが取れた。あんまり外は不利なので、真ん中より内の偶数が良かった。運が向いてきている」と声を弾ませた。
2月20日から長期の栗東滞在で、状態も完全に仕上がったようだ。トレーナーは「かなりいい。水曜も獣医さんに見てもらって、筋肉痛もないし中身もすごくいいと言ってもらった」と自信を口にする。必勝を期すため今回は「メンコをつけます。ちゃんと折り合えば、しまいはしっかり使う馬なので」と、馬具も工夫する予定。運も味方につけた実力馬が、桜の舞台で勝利のビートを響かせる。